ヘルペスの薬と処方について

ヘルペスはヘルペスウイルスに感染することによって起きる疾患のことを指します。
現在、ヘルペスウイルスには8種類が確認されており、主なものにはHHV1型と呼ばれる、顔や唇、目や皮膚部位などのできるもの、HHV2型と呼ばれる外陰部や尿道などにできるもの、そしてHHV3型と呼ばれる、いわゆる、水疱瘡や帯状疱疹といったものがあります。
この中でよく聞かれるものに、1型に入る口唇ヘルペスがあります。
一度感染すると神経の中に住み着き、完全に殺すことはできない、非常に厄介な病気の1つです。
もし、症状が現れた場合には医療機関でしっかりとした治療を受ける必要があります。
この場合、治療の基本は抗ウイルス薬による薬物療法となり、抗ウイルス薬には外用薬と内用薬、そして、点滴の3種類があり、処方がなされます。
処方の特徴としては、まず、外用薬においては軟膏を用いるようになり、アシクロビル、ビダラビンが用いられます。
ごく軽症で再発が頻繁でない場合に用いられ症状の拡大を防ぐ効果があります。
次は内服薬ですが、アシクロビル、塩酸バラシクロビルが用いられ、皮膚の症状でなく、神経細胞のウイルスの増殖を抑える効果があります。
そして、点滴の場合にはアシクロビル、ビダラビンが用いられ、発感染で重症化している場合や免疫不全の基礎疾患がある場合、また、アトピー性皮膚炎の人でカボジ水痘様発疹症を合併した場合などは入院して点滴を行います。
処方としては外用薬のみを行う場合もありますが、原則的には外用、内用との併用で行い、それは、口唇ヘルペスの場合、神経細胞にもウイルスが増殖しいるため、皮膚や粘膜の効果に加え、併用することによって神経節のウイルスの増殖を抑えるためです。
口唇ヘルペスの場合は抗ウイルス剤を処方することによって再発を予防することができます。

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